ネットで注文した荷物を待っている日に、宅配便の不在通知らしいSMSが届くと、つい確認したくなるものです。「再配達の手続きが必要」と書かれていれば、急いでリンクを押してしまうかもしれません。
けれど、荷物に心当たりがあることと、そのメッセージが本物であることは別です。受け取った画面だけで判断せず、一度立ち止まるための確認方法を知っておきましょう。
1.メッセージのリンクとは別の入口から確認する
配送状況を調べるときは、SMS内のリンクではなく、普段使っている通販サイトの注文履歴や、正規の配送会社アプリなどを開きます。事前に登録した公式サイトのブックマークも確認の入口になります。
会社名やロゴ、自然な日本語があっても、それだけで本物とは判断できません。「すぐに手続きしないと返送」と急がされても、届いた案内の中だけで手続きを完結させないことが大切です。
2.再配達のはずが、情報入力を求められたら止まる
リンク先で、カード番号やパスワード、認証コードの入力を求められても、そのまま進めないでください。荷物の確認を装って情報を入力させ、不正利用につなげる手口があります。
また、「確認に必要」として提供元の分からないアプリを入れるよう案内されても、インストールしないでください。画面を開いてしまった場合も、追加の操作を止め、正規の窓口から確認しましょう。
3.入力してしまったら、自分を責めるより先に連絡する
偽サイトにパスワードを入力した場合は、正規のサイトやアプリから速やかに変更します。同じパスワードを別のサービスにも使っているなら、そちらも変更してください。
カード情報を入力した場合はカード会社へ、携帯電話料金と一緒に支払う決済について心配がある場合は携帯電話会社へ、公式の連絡先から相談します。不審なアプリを入れた場合は、機内モードにして通信を止め、携帯電話会社などに対処方法を確認してください。
届いたSMSや操作した日時は、可能な範囲で残しておきます。ただし、記録のために危険なリンクを開き直す必要はありません。対応に迷うときは、消費者ホットライン「188」へ相談できます。
身近な不安について相談先を探している方は、VIDOCQの公式LINEへ。情報を入力した直後や不正利用のおそれがある場合は、VIDOCQへの連絡を待たず、カード会社・携帯電話会社などへの連絡を優先してください。
出典・参考
- 確認日:2026年10月16日。以下は国民生活センターの一次資料。最新件数や流行状況を示すものではなく、基本的な予防・初動の根拠として参照。
- 宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう(2020年11月26日公表):不審なURL・アプリ・情報入力を避けること、不正アプリ導入時の機内モード、パスワード変更、188への相談。
- 通販サイト、カード会社、宅配便事業者などをかたる偽SMS・メールに警戒を!(2022年12月21日公表):正規のアプリやブックマークからのアクセス、入力後のパスワード変更とカード会社等への連絡。
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